文字ツールからの選択ツールの切り替えはESCキーで【基本操作】

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文字ツールからの選択ツールの切り替えはESCキーで【基本操作】
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IllustratorInDesignで「文字ツール」を使用して、文字を入力・編集していて、「選択ツール」に切り替えたい時に、ツールパネルから「選択ツール」をクリックすることがあると思います。


IllustratorInDesignでは文字入力中からダイレクトに「選択ツール」に変更するショートカットがあります。


それはESCキーです。

実例

Illustratorで文字ツールを選択します。


Illustratorで文字の入力・編集を行います。

この状態でESCキーを押します。


すると「文字ツール」の入力モードから抜けます。


ツールパネルをみると「選択ツール」に切り替わっていることを確認できます。


InDesignでもESCキーで文字入力モードから「選択ツール」にダイレクトに切り替えられます。

Photoshopでは文字入力モードから抜けられますが、ツールの変更はありません。



補足:ESCキーと同じ機能を持つCtrl(Command)+Enterキー

今回のESCキーを押すと、文字ツールから選択ツールに切り替えられるというものは、WindowsやMacの古いキーボードだと、押しやすいのですが、最近のMacのキーボードではESCキーが小さくて押しづらい場合もあります。


ESCキー以外に同じ機能を持つショートカットは「Ctrl(Command)+Enterキー」です。最近のMacではこちらの方が押しやすいのでお薦めします。

ただし、InDesignでは違う機能が既に「Ctrl(Command)+Enterキー」に割り当てられているので、InDesignではESCキーをご利用下さい。


補足:一時的な切り替え

また、「文字ツール」でテキストを入力・編集中にCtrlキー(Commandキー)を押すと一時的に「選択キー」になるので、そのままオブジェクトをクリックして移動などを行うこともできますが、あくまで一時的に選択ツールに切り替わるだけです。


文字ツールが選択されている状態は変わりません。


追記

DTP Transitにわかりやすい図が掲載されていました。