“不織布” の意味・解説

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表記・読み

解説

不織布とは、繊維を織らずに接着または絡ませて作られたフェルト状の布のことです。

原材料は、然繊維の綿・パルプ・麻・羊毛などの他、化学繊維のレーヨン・ナイロン・PET(ポリエステル)・PP(ポリプロピレン)などがあります。


通常の紙よりも丈夫で、水にも強い性質があり(撥水性ではなく、水に濡れてもバラバラにならない)、製造方法により、透明度が高く柔らかいタイプと、透明度が低く張りがあるものがあります。

また、不織布は通気性・ろ過性・保温性といった特徴を持っています。


不織布は多様な業界で使われていますが、商業印刷物としては、タペストリーやカレンダーなど長期間使用する掲示物や、破れにくく皺にもなりにくいため包装紙に使われることが多くあります。



JISでの定義

「JISP0001 紙・板紙及びパルプ用語」のNo.4014 不織布の項目では以下の様に定義されています。

織機を使わずに然,再生,合成繊維など各種の繊維のウェブを機械的,化学的,熱的,又はそれらの組合せによって処理し、接着剤又は繊維自体の融着力によって構成繊維を互いに接合して作ったシート状の材料。

JISP0001 紙・板紙及びパルプ用語 No.4014 不織布


また、「JISL0222 不織布用語」には不織布を以下の様に定義しています。

繊維シート,ウェブ又はバットで,繊維が一方向又はランダムに配向しており,交絡,及び/又は融着,及び/又は接着によって繊維間が結合されたもの。ただし,紙,織物,編物,タフト及び縮じゅう(絨)フェルトを除く。

JISL0222 不織布用語


印刷で使用する場合のポイント・注意点・印刷適性

印刷の乾燥性が通常の用紙と異なります。

  • 総インキ量が高い(絵柄が重い)場合、乾燥に2~3日程度必要です
  • 総インキ量が低い(絵柄が軽い)場合、乾燥に1~2日程度必要です


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最大サイズ1000×720mmの大きなサイズで印刷でき、薄めの不織布でも印刷可能です。

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包装紙(ラッピングペーパー)印刷について

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