[9189][用語]【無処理版】【Processless Plate】
最終更新日時:2009年2月10日 12:40
»表記・読み
- 無処理版…むしょりはん
- Processless Plate…ぷろせすれすぷれーと
- Non-Process Plate…のんぷろせすぷれーと
»解説
無処理版とは、現像処理・ガム処理を印刷工程の前に行わなくても良い(=無処理の)刷版のことです。
現像処理は印刷機にセットして印刷機上で現像する「機上現像」なので、 従来、現像処理・ガム処理で必要だった薬剤の使用が不要になります。

»環境負荷の軽減効果
自動現像機を用意する必要がなくなるため、現像機の稼働によるCO2の排出がなくなります。
現像処理のためのアルカリ性の現像液や刷版表面保護のためのガム液などの薬剤が不要になるため、環境負荷となる廃液が排出されません。
これにより、通常のCTP刷版に比べ、環境負荷がCO2発生量換算で1/3以下になり、従来では難しかった刷版工程での環境負荷の軽減が実現できました。

»工程短縮効果
刷版焼付(露光)後の水洗い・現像・ガム引きの処理が不要なので、刷版焼付後すぐに印刷機にセットし、印刷工程の準備をすることができます。
工程が大幅に短縮され 時間短縮やコストダウンに繋がります。

»吉田印刷所の無処理版の設備
Heidelberg 社のSuprasetter 105・大日本スクリーン製造のPlateRite 8600(PTR-8600)(プレートセッター)と富士フイルム社の無処理版(機上現像刷版)のET-Sの組み合わせでCTPを運用し、自動現像機・現像液・ガム液の薬品を一切使用しないため、従来よりも環境に優しい刷版生成システムを導入しております。

▲プレートセッターから直接ストッカーへ
このプレートセッターは印刷機械のすぐ近くに配置されており、Heidelberg Prinect CP2000センターの操作で印刷の進行状況や混雑状況に応じて、印刷現場のオペレーターが刷版生成の順番を設定し、刷版出力をすることが可能です。


▲印刷機から見えるすぐの位置に設置してあります(横に見えるのはオフセット印刷機のSpeedmaster SM102です)

▲印刷機から見えるすぐの位置に設置してあります(手前の黒い部分はオフセット印刷機のSpeedmaster XL105です)
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- 投稿時間:2008年10月29日 11:12
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