[9088][用語]【コントロールストリップ】(Control Strip)

最終更新日時:2008年11月10日 13:06

»表記・読み


»解説

コントロールストリップとは仕上がりの領域の外側に配置するカラー管理のためのオブジェクトです。一般的には用紙の端に配置され、細長い棒のような形状をしています。カラーバーやカラーパッチと呼ばれる場合もあるようです。

コントロールストリップが配置された印刷物

コントロールストリップCMYKの各カラーのベタ(濃度100%)のカラーや濃度50~70%前後の平網などのカラーが並んでおり、メーカーによってはスラーやダブリ検出用のオブジェクトが配置してあることもあります。(吉田印刷所印刷ではスラー検出用のオブジェクトを配置しております。)

コントロールストリップ

コントロールストリップ スラー付


ベタパッチなどとも呼ばれるものはCMYKのカラーのベタが並んでいることからそう呼ばれているようです。

このコントロールストリップはいわゆる色の定規ともいえるもので、分光測色機などで読み取られ、印刷されている色がどのような色なのかを数値(例えばLabの値など)に変換して管理できるようになっています。

印刷品質の安定化のためには人間の目に頼った色の管理だけではなく、客観的な数値をもって色の管理を行うことが重要です。コントロールストリップを測色することで、印刷の基準値に対して現在、どの程度、どのカラーがずれているのかといった情報を得ることができ、より的確な印刷のインキ調整を行うことが可能になります。こうした情報を元に常に安定したの品質の印刷物を作成することが可能になるわけです。



»吉田印刷所では…

当社でもコントロールストリップを導入して測色を行うとともに、イメージコントロールCPC-24の印刷面の全面スキャンを行うことで、絵柄の部分部分のカラーが分析され、より的確なインキ調整が可能になっています。

イメージコントロール CPC-24

同時にHeidelberg ColorAssistantというソフトウェアの導入により、印刷機毎のプリセット値をインキ調整に反映することができ、より少ない刷り出し枚数でインキ調整が可能になっています。

吉田印刷所ではコントロールストリップくわえ尻側(くわえの反対側)に配置しています。これは印刷ではくわえ側よりくわえ尻側の方が印刷が不安定になるため、この位置にスラーの入ったコントロールストリップを配置することで印刷が安定しているか不安定なのかを知ることができるからです。


»関連ページ

Heidelberg イメージコントロールについて

Heidelberg - Prinect Image Control - 概 要
http://www.jp.heidelberg.com/www/html/ja/content/products/prinect/production_tools/press/image_control,overview
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