“平綴じ” の意味・解説

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表記・読み

解説

平綴じとは、ノド()から5mm程度の所に、針金(ホチキス)や糸を通して綴じる製本方式です。

ホチキスで留める場合は単純に「ホチキス留め」という場合もあります。


ノドの近くに針金や糸を通されているので、冊子を完全に開くことはできません。このため、ノドに綴じ代として余白が必要です。

本が開きにくく,綴じしろを見込んでおく必要がある。この綴じしろは本の厚みによって異なるが,一般的に10~14mmが適当である。本の厚みは最大35mm程度である。

平綴じ印刷用語集)



平綴じの例

身近な平綴じの例としては以下の印刷物が挙げられます。

  • 教科書
  • 取扱説明書・マニュアル
  • 企画書
  • 学会資料
  • レポートなどの資料
  • 和本
  • 伝票
  • チケット

※伝票やチケットでは、綴じ部分の保護のため、平綴じした後に紙クロスを巻きする場合が多いです。


注意点・デメリット

完全な見開きになりません。このため、ページをまたがる見開きの写真や図などを含む印刷物には向かない製本方式です。


デザインデータ作成上の注意点

デザインデータを作成する際は、ページのノド側に各10~15mmのエリアに、切れてはいけない文字・図形・写真を配置しないでください。

ノドの部分は平綴じされると見えなくなります。

平綴じ

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