“OCF” の意味・解説

  • 公開:
  • 更新:
  • 制作/編集:

表記・読み

  • OCF...おーしーえふ

解説

OCFとはOriginal Composite Font(original[独自の]+composite[合成した] +font[フォント・文字])の略です。


PostScriptフォントにはType1という1バイトフォント†1の形式があります。PostScriptフォントは主にこのType1を利用しています。

このType1という形式を利用して日本語のPostScriptフォントを作成しようとすると、Type1の扱える文字数の制限†2で日本語にある文字すべてはカバーできないため、Type1のフォントを集めてそれをひとつのフォントとしてみなして(合成して)フォントを作成するという手法が考え出されました。


無数のType1フォントはベースフォントと呼ばれ、それぞれのType1フォントに何の文字が入っているかを記したType0というルートフォントを用意します。アプリケーション側ではType0のフォントにアクセスをして、必要とする文字にアクセスをします。


OCFを使用する際の注意点

OCFフォントはPDFへのフォントの埋め込み(エンベッド)に対応していません。

OCFフォントの中にはコピーやアウトラインをできなくするプロテクトが掛かっている場合があります。


モリサワのOCFフォントはコピーやアウトラインをできなくするプロテクトが掛かっているため、フォントをコピーしただけでは他のマシンではフォントを使うことができません。またIllustratorではアウトライン化することができません。Illustratorアウトライン化できるモリサワのOCFフォントは改変されたOCFフォントの場合があります。正常なモリサワのOCFフォントの環境で開くと文字のエラーが表示されたり、詰めの幅が変わってしまい、文字が文字ボックスからあふれて消えてしまうなどの印刷事故につながるおそれがあります。ご注意ください。

  • †1: 大雑把に言えば半角英数のこと。
  • †2: Type1では最大256文字までしか扱えません。

関連情報・参考資料

カテゴリ

デザイン・編集・製版工程 フォント

調べてみよう!

こんな記事も読まれています