“オフセット印刷” の意味・解説

  • 公開:
  • 更新:
  • 制作/編集:

表記・読み


解説

現在、一般的に印刷物と言われるものは殆んどオフセット印刷という印刷方式で印刷されています。

主なオフセット印刷の元となる版には凸凹のない平らな版を使用します。この版の表面に化学的に「親油性」「親水性」というインキのつく部分、インキのつかない部分の2つの状態を作ります。インキは油性なので親油性の部分にはインキがつき、親水性の部分には水がつきます(=インキをはじく)。版の表面にこのような2つの状態を作り、それを「ブランケット」というゴムでできたローラーにインキを転写します。更にこのブランケットから印刷用紙に転写することで印刷を行います。

インキをゴムローラーに一度離して(off)、その後でゴムローラーから紙に転写する(set)することからオフセット印刷と呼ばれるようです。


オフセット印刷の仕組み


この方式は版が直接印刷用紙に触れないので、版の傷みが少ないのが特徴です。また転写の仕組み上、インキを多く盛れません(=インキ総量を多くできない)。

一般的にオフセット印刷印刷工程の上で「湿し水」という水を使いますので、紙が水を吸い、多少紙が伸びる場合があります。印刷の胴(KCMYの印刷胴)を通るたびに湿し水を吸うために抜き合わせの部分では完全に合わせることが難しい場合もあります。†1

  • †1: 印刷胴を通る度に紙が伸びていくため。

関連情報・参考資料

カテゴリ

印刷 印刷工程

調べてみよう!

こんな記事も読まれています