誰かに操られるゾンビPCの恐怖

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 ゾンビPCという言葉を聞いたことがありますか?

 ゾンビといえば死んだ人間が呪術によって操り人形のように動くものを想像しますが、ゾンビPCは同じように特定のプログラムで操られているものを言います。

 ゾンビPCはボット(bot)と呼ばれるプログラムがメールを送信したり、ホームページへのアクセスを行ったり、ファイルを送信したりします。

 このゾンビPCは世界で約200万台程存在しているといわれています。非常に多くのマシンがゾンビPCになっていることがわかりますね。日経デジタルARENAの記事によれば「全ユーザーの2~2.5%がボットに感染しているという結論に達した。国内ブロードバンドユーザーを2000万人すると、最低でも40万~50万台のコンピューターが感染している計算となる。」という調査結果が掲載されています。50人に1人は外部から操られてしまうPCであるといえます。

 毎日のように来る迷惑メールの約60~80%はこうしたゾンビPCから送信されているといわれています。200万台のあちらこちらから迷惑メールが送信されてくるので、プロバイダ側で個別に対応しようがない状態になっています。

 また、もし200万台がすべて特定のホームページにアクセスを試みるように設定されたらどうでしょうか。狙われたホームページはアクセスが多くなりすぎてページが表示できない状態になってしまいます。

 これらのゾンビPCはどのように作られるのでしょうか?

 やはりこういったゾンビPCはウイルスなどの感染により作られています。常時接続が家庭や会社のみならず屋外でも当たり前になってきた現在、常にインターネットと繋がっている場合が多いため、ウイルスによる感染の可能性が高まっています。

 ゾンビPCになってしまった場合、マシンが遅くなったりして作業に支障が出ることも考えられます。

 Microsoftでは毎月セキュリティアップデートが公開されていますし、Appleもこまめにセキュリティアップデートが公開されています。

 ゾンビPCを増やさないためにはセキュリティアップデートをこまめに行い、ファイヤーウォール機能などで怪しい通信は遮断するなどの対策が必要だといえるでしょう。


ゾンビPCとは 【zombee PC】 ─ 意味・解説

(IT用語辞典 e-Words)

http://e-words.jp/w/E382BEE383B3E38393PC.html

国内で40万~50万台が感染、浮かび上がってきた「ボット」の実像

(デジタルARENA)

http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20050907/113385/

PC はすでに死んでいる !?

(All About[デスクトップパソコン])

http://allabout.co.jp/computer/pc/closeup/CU20050911B/?FM=rss

Apple、脆弱性10件に対処のセキュリティアップデート公開

(ITmedia エンタープライズ)

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0509/24/news008.html

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