InDesignで内側に掛かるオブジェクト効果を使ってPDF/X-4保存すると効果が消える

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InDesignで内側に掛かるオブジェクト効果を使ってPDF/X-4保存すると効果が消える

概要

InDesignで文字に対してオブジェクト効果(以下の画像参照)を適用したときに、文字の属性やテキストフレームの状態によっては、PDF/X-4形式で保存すると、オブジェクト効果が消えることがあります。

実例・詳細

InDesignで以下の様なデータを作成します。

オブジェクト効果をそれぞれ「ドロップシャドウ」「シャドウ(内側)」「光彩(外側)」「光彩(内側)」「ベベルとエンボス」「サテン」を適用しています。

文字は「なにもしていない」「テキストフレームをシアーツールで変形」「文字パネルの歪みで変形」をしています。

作成はInDesign CCで行いました。



このデータをPDF/X-4で保存します。

すると「シャドウ(内側)」「光彩(内側)」「ベベルとエンボス」「サテン」で「テキストフレームをシアーツールで変形」したもののオブジェクト効果がなくなっています。

「ベベルとエンボス」では位置がずれて適用されているようです。


この問題はInDesign CS6・InDesign CC・InDesign CC 2015で発生するようです。(他のバージョンでは検証していません)



解決方法

PDF/X-4で保存する場合の解決方法はありません。

(解決方法をご存じの方はご連絡下さい)


PDF/X-1aで保存すると正常に保存されるようです。



検証用データダウンロード

実際に試せるようにデータを用意しました。

データ形式はInDesign CCの.inddファイルと、InDesign CCから書き出した.idmlファイルです。

オブジェクト効果を使用したInDesignデータ


印刷の泉より

この現象が発生しているPDFを検出できるAcrobatプリフライト印刷の泉にて公開されています。無料でダウンロードできます。

印刷トラブルを防ぐためのプリフライト [Acrobat]印刷の泉)



出典

※データ掲載にあたって許諾を頂いております。

カテゴリ

InDesign InDesign CC InDesign CS6 InDesignのバグ・不具合

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