Adobeのアップグレードポリシーが変更に/CS3・CS4ユーザーは注意が必要

Adobeのアップグレードポリシーが変更に/CS3・CS4ユーザーは注意が必要

2011年11月10日にAdobeからアップグレードポリシーの変更のお知らせが発表されています。


次期、Adobe Creative Suite および各CS関連製品より、アップグレードポリシーを改定いたします。


2011年10月、弊社デベロッパーカンファレンス「Adobe Max 2011」で発表したAdobe Creative Cloudについて、米国時間2011年11月9日に、その価格を発表しました。製品の提供は2012年春を予定しています。

Adobe - 次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について


このアップグレードポリシーの変更は、かなり広範囲に影響が出そうな変更になっています。

現在、IllustratorPhotoshop CS3やCS4を利用されている方は注意が必要になります。

内容

変更点としてはアップグレードできる対象バージョンを大幅に縮小しています。

対象バージョンを主要3バージョン前から主要1バージョンへと大幅に縮小しました。



このため、次に発売されると思われるAdobe Creative Suite 6(仮)へアップグレードするためにはAdobe Creative Suite 5もしくは5.5を所有していないとアップグレードできないと言うことになります(5と5.5は主要1バージョンとカウントされます)



簡単にまとめると以下の図になります。


このため、先日まではIllustrator CS3を持っていたユーザーでもIllustrator CS6へアップグレードできたかもしれませんでしたが、その可能性はなくなりました。†1

Illustrator CS3ユーザーは、一旦、Illustrator CS5(正しくは5.1)へアップグレードしなければ、次のIllustrator CS6のアップグレード版を適用することができなくなったということです。



この改定はAdobe Creative Cloudの開始に伴うものだそうです。

Adobe Creative Cloudは月額5,250円(個人で年間契約の場合)・月額7,875円(ワークグループ†2で年間契約の場合)を支払うことで最新版のAdobe Creative Suiteの全てのソフトウェアを使用できるとのことです。

Adobe Creative Cloudは、各種クラウドサービスやサポート、トレーニングを含め、最新の弊社クリエイティブ製品のすべてをお使いいただけるプログラムです。年間契約で月額5,000円(税別)という、大変お求めやすい「サブスクリプション」形式で提供される他、サブスクリプション契約中のお客様は、アップグレード費用をお支払いいただくことなく、常に最新版の全CS製品をご利用いただくことが可能です。Adobe Creative Cloudは、弊社のクリエイティブ製品をお求めいただく際の新しい購入方法として、多くのお客様が選択されるものと想定しております。

Adobe - 次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について


Adobe Creative Cloudメンバーシップは、2012年上半期から、個人向けには月額49.99米ドル、日本では月額5,000円(税別・アドビストア予定価格)、ワークグループ向けには1台あたり月額69.99米ドル、日本では月額7,500円(税別・アドビストア予定価格)で利用可能です。(料金はいずれも年間契約の場合。)

Adobe - Adobe Creative CloudとAdobe Creative Suite : お客様に新たな選択肢を提供


この改定に対し、様々な意見がネットでは見受けられますが、最新版への移行が促進される側面も指摘されており、ユーザー・印刷会社がどのように受け止めるかは今後注視していく必要がありそうです。


追記(2012/01/12)

CS3・CS4ユーザー用のアップグレード版が期間限定で提供されることが発表されました。

  • †1: 期間限定でアップグレード版が提供されることが追加決定されました:2012/01/12追記
  • †2: 明確な定義がわかりかねますが、企業で使用する場合かと思います。

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