#InDesign 関係のAdobe TechNote(サポート情報)まとめ | 2010年12月更新分

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Adobe TechNote

AdobeのTechNote(エラー情報やサポート情報)で2010年12月中に更新されていると思われるエントリーをピックアップしてみました。


このページではインデザインInDesign)関係をピックアップします。


ピックアップ
透明グラデーションPDF/X-1a で書き出すと文字がかすれる(Illustrator CS5/InDesign CS5)
古いフォントを使うとスモールキャプスが有効にならない(InDesign CS5)
Mac OS X 10.6 で Adobe PDF プリンターが使用できない(InDesign/Illustrator
「見開き印刷」を選択するとトンボの一部がずれる(InDesign CS5)
グリッドフォーマットを適用してテキストを配置するとアプリケーションデフォルトのフレームグリッド設定が適用される(InDesign CS以降)
縦書き文字に透明効果とオーバープリントが適用されているとAcrobat 9で文字が欠ける(Illustrator CS2-CS5/InDesign CS2-CS5)
6.0.5へアップデートすると相互参照がPDFへ書き出されない(InDesign CS4 6.0.5)

インデザインInDesign

問題点 (Issue)

Adobe Illustrator CS5/Adobe InDesign CS5 で文字の上に透明を含むグラデーションオブジェクトを描画し、PDF/X-1aPDF ファイルに書き出すと、Adobe Acrobat で開いた場合は問題なく表示されますが、Acrobat から PostScript プリンターに出力した際に文字がかすれてしまいます。


詳細 (Detail)


理由 (Reason)

Illustrator CS5 の透明グラデーションは XObject として書き出され、グラデーションに透明効果を適用した場合はシェーディングとして書き出されます。PostScript プリンターによりそれぞれの処理が異なるため、出力結果に差異が生じます。


透明グラデーションを PDF/X-1a で書き出すと文字がかすれる(Illustrator CS5/InDesign CS5)



問題 (ISSUE)

2つの問題があります。

  1. スモールキャプスを設定しても有効になりません。
  2. CS4以前の書類を開くとスモールキャプスが解除されます。

理由 (REASON)

フォントのバージョンが古いためです。NGは古いためにスモールキャプスとOpenType機能が使えないフォントの例です。OTFのバージョンが2.0以下の場合には注意が必要です。


古いフォントを使うとスモールキャプスが有効にならない(InDesign CS5)



問題点 (Issue)

Mac OS X 10.6 で Adobe InDesign または Adobe Illustrator から印刷する際、使用可能なプリンターの一覧に Adobe PDF プリンターが表示されないか、選択しても PDF ファイルを作成できません。


(中略)


追加情報 (Additional Information)

InDesign/Illustrator 以外のアプリケーションでは、Mac OS X の [プリント] ダイアログボックスで [PDF] メニューから [Save as Adobe PDF] を選択して PDF ファイルに保存できますが、使用するバージョンにより InDesign/Illustrator からこの機能が利用できない場合があります。[PDF] メニューに [Save as Adobe PDF] が表示されない場合は、PostScript ファイル(*.ps)に印刷し、Adobe Acrobat Distiller またはMac OS X 付属のプレビューを使用して PostScript ファイルを PDF ファイルに変換します。


Mac OS X 10.6 で Adobe PDF プリンターが使用できない(InDesign/Illustrator)



問題 (ISSUE)

PDF書き出しまたはプリントの際に「見開き印刷」オプションを選択すると右側のトンボの一部がずれます。


「見開き印刷」を選択するとトンボの一部がずれる(InDesign CS5)



問題点 (Issue)

Adobe InDesign CS以降 でグリッドフォーマットを適用してテキストを配置すると、InDesign の初期設定のフレームグリッド設定が適用され、文書で設定したレイアウトグリッド設定が適用されません。

  1. ファイル/新規/ドキュメント...
  2. レイアウトグリッド(ボタン)を押します。初期設定では組み方向:縦組み、フォント:小塚明朝 Pro-R、サイズ:13Q、字間:0H、行間:9.75Hとなっています。
  3. 設定を変更します。フォント:小塚ゴシック Pro-R、サイズ:24Q、字間:3H。OK(ボタン)を押します。
  4. ファイル/配置...
  5. [グリッドフォーマットの適用]を選択します。テキストファイルを選択して開く(ボタン)を押します。


グリッドフォーマットを適用してテキストを配置するとアプリケーションデフォルトのフレームグリッド設定が適用される(InDesign CS以降)



問題点 (Issue)

Adobe Illustrator CS2-CS5 または InDesign CS2-CS5で縦書きの文字を入力しました。この文字に透明効果とオーバープリントを適用します。これをファイルメニューからPDF/X-1a形式のPDFファイルに書き出します。Acrobat 9 ProまたはAdobe Reader 9では文字が欠けて表示されます。


詳細 (Detail)

以下の条件の場合に発生します。

  • テキストの面の画像が配置されています。
  • テキストは縦書きです。
  • テキストに不透明度(不透明度または透明効果)を適用します。
  • PDF/X-1a形式のPDFファイルを作成します。

  • Illustratorの場合:ファイルメニューの保存または別名で保存
  • InDesignの場合:ファイルメニューの書き出しまたはPDF書き出しプリセット



縦書き文字に透明効果とオーバープリントが適用されているとAcrobat 9で文字が欠ける(Illustrator CS2-CS5/InDesign CS2-CS5)



問題 (ISSUE)

InDesign CS4 6.0.5へアップデート後にPDFファイルへの書き出しを行います。相互参照がハイパーリンクとして書き出されますが、6.0.5では書き出すことが出来なくなっています。


理由 (REASON)

InDesign CS4 6.0.5で修正した問題「共有された URL への新しいハイパーリンクにより、余分なハイパーリンクが作成され、ハイパーリンク先の重複が発生します。これにより、ファイルサイズが大きくなり、InCopy ワークフローのパフォーマンスが低下します。[2501641]*」の影響によるものと思われます。


6.0.5へアップデートすると相互参照がPDFへ書き出されない(InDesign CS4 6.0.5)