InDesignからPDFを書き出すとスモールキャップス属性がある文字が化ける

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概要

InDesignの「m」文字化け

このページではインデザインInDesign)からPDFを書き出す際に、文字が正しくPDFへ変換されない現象について掲載しています。

この現象はインデザインCS2・CS3・CS4で確認できました。



実例

以下の画面はインデザインCS3(InDesign CS3)です。

以下の様なドキュメントを作成します。選択している部分のフォントは「A-OTF 中ゴシックBBB Pro」です。

InDesignの「m」文字化け(1)


選択している部分の文字は字形パレットでは以下の通りです。

InDesignの「m」文字化け(2)


選択している部分のフォントは「A-OTF 中ゴシックBBB Pro」です。

InDesignの「m」文字化け(3)


選択している部分の文字は字形パレットでは以下の通りです。

InDesignの「m」文字化け(4)


選択している部分のフォントは「A-OTF 中ゴシックBBB Pro」です。

InDesignの「m」文字化け(5)


選択している部分の文字は字形パレットでは以下の通りです。

InDesignの「m」文字化け(6)


上記の3つの「m」の部分には以下の様に「スモールキャップス」の属性が付いています。

InDesignの「m」文字化け(7)


この状態のまま、PDFへ変換すると以下の様に最後の「m」だけ文字が化けた状態で変換されてしまいます。

InDesignの「m」文字化け(9)



回避方法

誤った操作で不必要な「スモールキャップス」の属性が付いたまま文字編集の作業を行っている可能性があります。

Unicodeで「217F」の「SMALL ROMAN NUMERAL ONE THOUSAND」の文字に付けられている「スモールキャップス」の属性を外すと文字が化けません。



なお、このPDFAcrobatにてPDF/X-1a準拠かどうかのプリフライトを行ってもエラーは表示されません。

InDesignの「m」文字化け(10)



関連情報

スモールキャップス関係で以下の情報がAdobeのTechNoteに掲載されていました。