Illustrator CS3でIllustrator形式の保存をする際の設定について

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Illustrator CS3でIllustrator形式の保存をする際の設定について

概要

このページではIllustrator CS3でIllustrator形式の保存をするときの注意点を掲載しています。

ドキュメントの設定を確認して下さい

保存する前のドキュメントの設定についてはこちらをご覧下さい。



設定

メニューから「ファイル」→「別名で保存」を選択します。

Illustrator CS3からIllustrator形式で保存(2)



フォーマット「Adobe Illustrator 書類」に設定します。

ファイル名は拡張子「.ai」を付けてください。

「保存」のボタンをクリックします。

Illustrator CS3からIllustrator形式で保存(3)



Illustrator形式のオプション設定画面になりますので、以下のように設定し、「OK」をクリックします。

  • バージョン
  • 使用している文字の割合が次より少ない場合サブセットにする:100%
  • オプション
    • PDF互換ファイルを作成:チェックを付けてもチェックを付けなくてもOK†1
    • 配置した画像を含む:リンクしている画像を一緒にご入稿いただく場合はチェックを付けなくてOK†2
    • ICCプロファイルを埋め込む:チェックを外します†3
    • 圧縮を使用:チェックを付けてもチェックを付けなくてもOK†4

Illustrator CS3からIllustrator形式で保存(4)



注意点

互換性のバージョンについて

必ず制作で使用しているIllustratorのバージョンで保存してください。バージョンを変えて保存したファイルは意図しないPostScriptエラー(出力エラー)を起こしたり、文字がずれたり、画像のリンクが切れる場合があります。印刷の仕上がりに大きな影響を与えることもありますので、かならず制作で使用しているIllustratorのバージョンと同じバージョンで保存をしてください。

  • †1: ただしInDesignなどのレイアウトソフトに貼り込む場合はチェックを付けてください。
  • †2: 画像をリンク配置していない場合はグレーアウトしてチェックできません。
  • †3: カラーマネージメントを使用していない場合はグレーアウトしてチェックできません。
  • †4: 圧縮を使用するとファイルの保存が遅くなりますが、ファイルサイズは小さくなります。