
Illustrator CS4などで使用される「透明を含むグラデーション」のオブジェクトがデータにある場合、データを処理するRIPによっては透明を含むグラデーションが見えなくなってしまい、印刷で表現されない場合があります。
Adobe CreativeSuite 2(CS2)以降のソフトウェア(Illustrator CS2以降・InDesign CS2以降・Photoshop CS2以降)では印刷用PDF変換設定は「PDF/X-1a形式」以外の場合、RIPの設定によっては同じような印刷トラブルが発生するおそれがあります。ご注意下さい。
なお、吉田印刷所・印刷通販「トクプレ.」では透明を含んでも良い印刷用PDFの規格である「PDF/X-4」のデータの印刷に対応しておりますので、ご安心下さい。
»エラーが出る設定のRIPを使用した実例
以下の3パターンの変換設定で作成したPDFを用意します。
(A)PDF/X-1a形式

(B)Illustratorの初期設定(Illustrator CS4)

(C)PDF/X-4形式

以下のデータを上記の設定でPDF変換します。

グラデーション部分は以下のように透明の設定がされています。


データを処理するRIPにPDFを処理させた後のデータとして以下の状態になる場合があります。
(A)PDF/X-1a形式:正常に処理された。

(2)Illustratorの初期設定(Illustrator CS4):エラー。透明を含むグラデーションが見えなくなっている。

(3)PDF/X-4形式:エラー。透明を含むグラデーションが見えなくなっている。

»補足
Illustratorの初期設定・PDF/X-4形式で変換されたPDFでも、グラデーションのサイズのオブジェクトだけは残っています。
以下の画像はTouchUPオブジェクトツールで選択した状態です。



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