[3020][Photoshop][Illustrator]Mac OS X 10.4以降でEPSのプレビューの切り抜きや透明部分が正しく表示されない
最終更新日時:2009年5月25日 12:10
»概要
このページではMac OS X 10.4以降のOSで動作しているInDesignでIllustrator EPSやPhotoshop EPSのプレビューをPICTプレビュー(Macintosh形式)にした場合のプレビューが正常に表示されない問題について掲載しています。
»解説
以下のIllustratorのソイインキのマーク(Illustratorデータ)とダッキーの画像(Photoshopデータ)を使用します。
ダッキーの画像(Photoshopデータ)は切り抜き用のクリッピングパスが設定されています。


ソイインキのマーク(Illustratorデータ)とダッキーの画像(Photoshopデータ)から、(A)(B)(C)(D)の4つのEPSファイルを作成します。
(A)はソイインキのマーク(Illustratorデータ)をIllustrator EPS形式で保存します。
EPSのプレビューは「Macintosh(8-bitカラー)」です。(MacOSで良く使用されるEPSプレビューです)

(B)はソイインキのマーク(Illustratorデータ)をIllustrator EPS形式で保存します。
EPSのプレビューは「TIFF(8-bitカラー)」(透明)です。(Windowsで良く使用されるEPSプレビューです)

(C)はダッキーの画像(Photoshopデータ)をPhotoshop EPS形式で保存します。
EPSのプレビューは「Macintosh(8bit/pixel)」です。(MacOSで良く使用されるEPSプレビューです)

(D)はダッキーの画像(Photoshopデータ)をPhotoshop EPS形式で保存します。
EPSのプレビューは「TIFF(8bit/pixel)」です。(Windowsで良く使用されるEPSプレビューです)

InDesign(例ではInDesign CS3)に(A)(B)(C)(D)のEPSファイルを貼り込みます。
InDesignでオーバープリントプレビューを使用していない場合、EPSプレビューが「Macintosh(8-bitカラー)」「Macintosh(8bit/pixel)」のいわゆるPICTプレビューになっている(A)(C)は背景が見えるべきところが白く表示されてしまいます。

InDesignのメニューで「表示」→「オーバープリントプレビュー」を選択します。

InDesignでは「オーバープリントプレビュー」の状態ではEPSファイルが正しく表示されます。

このため、Mac OS X 10.4以降を利用しているDTP制作環境がある場合はEPSのプレビューは「TIFF(8-bitカラー)」(透明)または「TIFF(8bit/pixel)」をお薦めします。
»補足情報
このEPSのプレビューが「Macintosh(8-bitカラー)」「Macintosh(8bit/pixel)」のいわゆるPICTプレビューのものが正常に表示できないのはAppleがMac OS X 10.3までサポートしてきたQuickDrawの機能のサポートを終了したことも原因として考えられます。
QuickDraw Reference: Deprecated QuickDraw Functions
なお、EPSのプレビューの再現性は貼り込み先のソフトウェアによっても変わります。
EPSのプレビューが「TIFF(8-bitカラー)」(透明)または「TIFF(8bit/pixel)」になっている場合は、EPSファイルをQuarkXPress 3.3(MacOS版)に貼り込むと以下の画像のように正常に表示されません。QuarkXPress 3.3ではEPSファイルは「Macintosh(8-bitカラー)」「Macintosh(8bit/pixel)」のEPSをお薦めします。

»関連ページ
[8740]IllustratorのEPSファイルの配置について
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- 投稿時間:2008年12月22日 10:20
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