[6041]ブラックとリッチブラックの差をIllustratorとInDesign上で確認する方法
最終更新日時:2009年2月10日 12:34
»概要
このページでは、単色(Kのみ)のブラックと複数のカラー(CMYK)が入ったブラックとの差をIllustratorとInDesign上で確認する方法について掲載しています。
»内容
»ブラックとリッチブラックについて
ブラック(スミ・墨・黒・Kとも表現されます)のカラーだけの単色のブラックのカラーと、ブラックのカラーだけではなく複数のカラーが入ったブラックのカラーは、印刷されると異なったカラーで表現されます。
ブラックのカラーだけではなく複数のカラーが入ったブラックのカラーは、いわゆる「リッチブラック」といい、単色のブラックより深みのあるブラックになります。つまり「濃いブラック」として表現されます。
このため、例えば「K100%」と「C50%・M40%・Y40%・K100%」(リッチブラック)では、印刷においてカラーの違いが表現されてしまうことになります。
»Illustrator CS3の場合
カラー設定を確認します。
「編集」→「カラー設定」を選択します。

「設定」が「Adobe Illustrator 5.5 をエミュレート」以外の設定になっているのをご確認ください。(例えば「プリプレス用 - 日本2」など)

Mac版の場合は、左上のアプリケーション名の「Illustrator」→「環境設定」→「ブラックのアピアランス」を選択します。
Windows版の場合は、「編集」→「環境設定」→「ブラックのアピアランス」を選択します。

「RGBおよびグレースケールデバイス上でのブラックの表示オプション」の設定を以下の通りにし、「OK」をクリックします。†1
- スクリーン:全てのブラックを正しく表示
- プリント/書きだし:全てのブラックを正しく出力

Illustratorでブラックとリッチブラックの違いが表現されるようになりました。
以下の画像は、6つの違う色のブラック・リッチブラックが配置されています。

»逆の例
逆に「RGBおよびグレースケールデバイス上でのブラックの表示オプション」の設定を以下の通りにし、「OK」をクリックします。

同じデータを開くと、6つの違う色が同じように表現されてしまいます。

»InDesign CS3の場合
カラー設定を確認します。
「編集」→「カラー設定」を選択します。

「設定」が「Adobe Indesin 2.0 CMS エミュレートオフ」以外の設定になっているのをご確認ください。(例えば「プリプレス用 - 日本2」など)

Mac版の場合は、左上のアプリケーション名の「InDesign」→「環境設定」→「黒の表示方法」を選択します。
Windows版の場合は、「編集」→「環境設定」→「黒の表示方法」を選択します。

「RGBおよびグレースケールデバイスでの黒の表示オプション」の設定を以下の通りにし、「OK」をクリックします。†2
- スクリーン:全ての黒を正確に表示
- プリント/書き出し:全ての黒を正確に出力

»補足
この設定はIllustrator CS2・Illustrator CS3・InDesign CS2・InDesign CS3で確認しています。
なお、Illustrator CS・InDesign CSでは「カラー設定」で「Adobe Illustrator 5.5 をエミュレート」「Adobe Indesin 2.0 CMS エミュレートオフ」以外の設定になっていると自動的にブラックとリッチブラックの違いが表現されるようになるようです。
»関連ページ
- †1: 本当は「プリント/書き出し」の項目は画面表示で確認するだけなら、設定しなくても良いのですが、印刷時やPDF作成時にカラーの正確さを一致させるために、あえて同時に設定しています。
- †2: 本当は「プリント/書き出し」の項目は画面表示で確認するだけなら、設定しなくても良いのですが、印刷時やPDF作成時にカラーの正確さを一致させるために、あえて同時に設定しています。
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- 投稿時間:2007年12月 3日 11:55
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