Wordのテキストボックスの文字のカラーがドキュメントを開くWordのバージョンによって変わってしまう

このページではWordのバージョンにより文字のカラーが変わってしまうことについて掲載しています。Wordのバージョンによって以下のような問題があるため、ご入稿の際は必ず制作時のバージョンをお知らせ下さい。


問題の状況

Wordのファイルを開くと、意図したカラーと異なるカラーで文字が表示されています。



実例

ツールバーにあるアイコンをクリックし文字ボックス(テキストボックス)を作成します。もしくはメニューの「挿入」→「テキストボックス」→「横書き」「縦書き」を選択して文字ボックスを作成します


文字ボックスの中に文字を入力します。


文字のカラーを「自動」(色の自動設定)にします。


文字ボックス(テキストボックス)を右クリックして書式を設定します。

「塗りつぶし」のカラーを濃いめのカラーにします。


Word2003では景のカラーが濃いため、自動的にカラーを白にしてくれます。


Word2003で保存したファイルをWord2002で開くと、文字のカラーの「自動」がうまく働かずにカラーは黒のままになってしまいます。


原因

Word2003とWord2002の文字のカラーの仕様の違いです。(バグではありません)


解決方法の例

以下のいずれかの方法を行うことで問題を解決できる場合があります。

  • a.文字のカラーは「自動」を使わずにカラーをきちんと選択する。
  • b.Wordのバージョンをデータを渡したところに正しく伝え、そのバージョンで開いてもらうようにする。

a.文字のカラーは「自動」を使わずにカラーをきちんと選択する。

文字のカラーで「自動」を使用しない場合にはこの問題は発生しません。


b.Wordのバージョンをデータを渡したところに正しく伝え、そのバージョンで開いてもらうようにする。

Wordに限らずMS-Officeのデータは開くことへの互換性を大きくするために、どのバージョンでもとりあえず開けるような仕様に現在なっています。†1このため、データ制作時のバージョンをデータだけ見ても特定できない場合が多々あります。


MS-Officeのデータをご入稿の際は、より確実な出力・印刷のために、制作時のソフトウェアのバージョンを、データ入稿先に必ずお知らせ下さい。


  • †1: ただし表現の互換性は限定的で、新しいバージョンで装備された表現方法を使用したドキュメントを古いバージョンで開くと装飾が消えたり、別の表現をされたりします。