[2002][Illustrator]グラデーション使用時のトーンジャンプについて

最終更新日時:2008年3月10日 18:17

»概要

このページではIllustratorデータのトーンジャンプのエラーについての説明を掲載しています。


»問題の状況

Illustratorで塗りにグラデーションを使用する場合、場合によってはトーンジャンプ†1を起こす場合があります。

トーンジャンプ

トーンジャンプの例


»対処方法

EPS保存時に対応する方法と、グラデーションを画像化して加工する方法があります。


»EPS保存する際にPostScript3保存してトーンジャンプを軽減する

Illustrator EPS保存する際にPostScript3保存すると、トーンジャンプの現象をある程度改善できる場合があります。†2


»グラデーションを画像化してトーンジャンプを軽減する

グラデーションを画像化し、ノイズを少しだけ加えると、トーンジャンプの現象をある程度改善できる場合があります。†3

これは印刷時に使用する網点が特定の濃度で急激に接近し、急激にカラーが変化(トーンジャンプ)することを、意図的にノイズを入れ、カラーを散らすことで回避できることがあるからです。


»全チャンネル(CMYK)を使う場合

Illustratorで作成したグラデーションPhotoshopで開きます。


全体を選択し、「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」を選択します。


「ノイズの量」を設定し、ノイズを僅かに加えます(わからない程度)。


»特定のチャンネル(例:CとMだけ)を使う場合

Illustratorで作成したグラデーションPhotoshopで開きます。


使用しているカラーのチャンネルをひとつ選びます。


全体を選択し、「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」を選択します。


「ノイズの量」を設定し、ノイズを僅かに加えます(わからない程度)。

他に使用しているカラーがあれば他のカラーのチャンネルを選択し、同様にノイズを加えます。


»ノイズを加えた場合の注意

もし、グラデーションが白(C0M0Y0K0)から始まっている場合は、この方法を行いますと、白の部分に1%~2%程度のカラーが入ってしまいます。

このカラーは刷版で再現され、印刷でカラーが出てしまうことがありますので、Photoshopの「色調補正」の「トーンカーブ」などで1~2%程度白く飛ばすようにしてください。

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