PDFの作成方法について(概要)

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このページではPDFの作成方法についての説明を掲載しています。

PDF作成にはいくつかの方法があります

ではPDFはどのように作成すればよいのでしょうか?

ここでは2つの方法を紹介します。


Acrobat DistillerPDF変換

当社ではAcrobat Distillerを使用したPDF変換を推奨します。

まず1つ目は、PostScriptEPSファイルを作成してAcrobat DistillerPDF変換する方法です。

PSプリンタドライバを使うか、各アプリケーションのPostScriptEPSファイルの書き出し機能を使用してPostScriptEPSファイルを作成します。このPostScriptEPSファイルをAcrobat DistillerPDFに変換します。


【メリット】

  • PSプリンタドライバを使用することによりプリントする感覚でPDF作成ができる。
  • Acrobat Distillerを使用するので信頼性の高いPDFの作成が可能。
  • 透明効果の情報は分割されるので、エラーが起こりにくいPDF作成が可能。

【デメリット】

  • PostScriptファイルの作られ方がプリンタドライバのバージョンに依存する場合が多い。(直接PostScriptEPSファイル形式で保存した場合は別)
  • 設定によりPostScriptファイルの作成に時間がかかることがある。
  • 設定により透明効果の情報を分割する品質が不適切な場合がある

各アプリケーションから直接PDF形式で保存

2つ目は各アプリケーションから直接PDF形式でPDFファイルの保存をする方法です。

「別名で保存」「データ書き出し」などのメニューからPDF形式で保存します。

【メリット】

  • 「別名で保存」と同様の手軽さで簡単にPDF作成ができる。
  • Acrobat Distillerを追加購入しなくても良い。
  • 透明効果の情報を保持できる

【デメリット】

  • PDFファイルの作られ方がアプリケーションのバージョンに依存する場合が多く、バグ(不具合)も多い。
  • 透明効果の情報はRIP†1時にエラーになる場合がある

PDF入稿の注意点

PDF入稿は基本的に編集ができないデータです。PDF作成をしたら、AcrobatAcrobat Reader・Adobe ReaderなどでPDFを開いてPDFが意図した通りに作成されているかを必ずご確認ください。

  • †1: プリントアウトや刷版を出力するためにデータを演算すること。