
このページはPDFのバージョンについての説明を掲載しています。
PDFのバージョンは様々なバージョンがあり、用途に応じた適切なバージョンを使用しないと、意図しない結果になる場合がありますのでご注意下さい。
»PDFのバージョンとは
PDF誕生の元となるPostScriptが1984年にAdobe Systemsから発表されました。
そのPostScriptの発表から9年後の1993年にAdobe SystemsよりAdobe Acrobatの製品が発表されるのと同時にPDFの第1版の仕様が公開されました。
その後、現在に至るまで継続的に改良・開発が行われ、バージョンが更新されるたびに新しい機能を取り込んでいます。
このため、PDFのバージョンに留意しておかないと、制作者の意図とは違うPDFが作成されてしまうことも少なくありません。
またPDFデータをほかの人に渡す場合にも、PDFのバージョンを意識しておかないと、意図した通りにPDFが表示されない等の問題が発生する場合があります。
PDFのバージョンを注意することでエラーを回避できることも多くありますので、PDF作成時・作成後にPDFのバージョンを確認して、制作者の意図したデータになっているかどうかをご確認下さい。
| PDF1.2 (Acrobat3.0) | PDF1.3 (Acrobat4.0) | PDF1.4 (Acrobat5.0) | PDF1.5 (Acrobat6.0) | PDF1.6 (Acrobat7.0) | |
| 最大対応サイズ | 約1143mm (45インチ) | 約5080mm (200インチ) | 約5080mm (200インチ) | 約5080mm (200インチ) | 約318000000mm (15000000インチ) |
| スムーズシェーディング | × 画像に変換されます | ○ 高品質なグラデーション作画が可能です | ○ 高品質なグラデーション作画が可能です | ○ 高品質なグラデーション作画が可能です | ○ 高品質なグラデーション作画が可能です |
| マスクされた画像 | × 正確に表示・印刷されません | ○ 正確に表示・印刷されます | ○ 正確に表示・印刷されます | ○ 正確に表示・印刷されます | ○ 正確に表示・印刷されます |
| 日中韓フォントの埋め込みの対応†2 | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
| OpenTypeフォントのサポート | × | × | ○ | ○ | ○ |
| 透明効果のサポート | × | × | ○ | ○ | ○ |
| レイヤーのサポート | × | × | × | ○ | ○ |
| カラーのサポート | - | 8チャンネルのDeviceNカラースペースをサポート | 8チャンネルのDeviceNカラースペースをサポート | 最高31チャンネルまでのDeviceNカラースペースをサポート | 最高31チャンネルまでのDeviceNカラースペースをサポート |
| JPEG2000形式での画像圧縮のサポート | × | × | × | ○ | ○ |
印刷用途ではPDF/X-1a:2001ではPDF 1.3(Acrobat 4.0)形式、PDF/X-4:2008ではPDF 1.4(Acrobat 5.0)形式、InDesign CS5.5から採用されるPDF/X-4:2010ではPDF 1.6(Acrobat 7.0)形式が利用されます。
»参考情報
InDesign CS5.5、PDF/X-4の書き出しに変更があります。PDF/X-4:2008からPDF/X-4:2010に変更。
PDFのバージョンが変わります。CS5まではPDF1.4がPDF/X-4のベースバージョン。これがCS5.5ではPDF1.6がPDF/X-4のベースバージョンになります。
- †1: Acrobat 7のマニュアル、Acrobat X Proのマニュアルを参考にしています
- †2: フォント埋め込みを許可されたフォント


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